🌿【ひと区切りと、ひとつの出会い】──地域イベントに参加して

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昨日、地域の自治体主催の体験型イベントに参加してきました。

キャンプ場で行われた少人数制の集まりで、初参加の方もリピーターの方も混ざり合って過ごす、自然に包まれたあたたかい時間でした。

内容についての詳細は控えますが、交流や学びの時間に加えて、身体を動かしながら共に取り組む「体験の場」もありました。

とくに印象的だったのは、全体の進行がとてもやさしく、スタッフの方々のまなざしが柔らかかったこと。

「何かを成し遂げるため」というよりも、「その場にいること」が大切にされているような、そんな空気に包まれていました。

◆ 昨年度も参加していた、でも…

実は、昨年度もこのイベントに何度か参加していました。

ただ、その頃は体調の波が大きく、残念ながら全部には出られませんでした。

精神的に不安定な時期でもあり、「自分が今ここにいていいのか」と思ってしまう瞬間もありました。

それでも、少しずつでも「また行ってみよう」と思えたのは、場の空気のやさしさと、何も詮索せず受け入れてくれた人たちの存在があったからかもしれません。

◆ 自己紹介で話せた「今の自分」

今回は今年度最初の回だったので、グループワークの中で簡単な自己紹介の機会がありました。

私は、昨年度も参加していたこと、当時はメンタル不調で休職していたこと、そして今年の3月に退職したことをお話ししました。

今は家庭を中心に過ごす日々で、専業主夫のような毎日を送っていること。

将来的には、子どもたちの居場所づくりや、コミュニティカフェを経営したいという思いも、ほんの少しだけ伝えることができました。

過去のこと、今のこと、これからのことを「少しだけ開く」。

それができるタイミングが、今だったんだと思います。

◆ “何をするか”より“どう過ごすか”

イベントは午前中から始まり、受付のあと、ゆったりした流れでスタート。

開会のあいさつと趣旨説明に続き、自然を感じる体験を交えたプログラムが進行していきました。

後半には、それぞれが調理した簡単なアウトドア料理を囲みながら、感想や近況を語り合う時間も。

「キャンプ飯」と呼ばれていたメニューの一つひとつに、工夫や温かさが詰まっていて、そこから自然に会話が広がっていくのを感じました。

スタッフの方からは、次回以降の企画についての紹介もあり、「また来たい」と思えるような余韻を残してくれました。

◆ 「また来ていいんだ」と思える場

正直なところ、まだ自分の中には不安や揺らぎがあります。

だからこそ、こうしたイベントに参加できたことは、自分にとって小さくて大きな「一歩」でした。

昨日の自分が参加できたこと。

そして今日の自分が、それを「行ってよかった」と思えていること。

それが、次の自分を少しだけ支えてくれます。

このブログでは、これからも「今の自分だからこそ見えること」「日々の中で感じたこと」を、焦らず、ゆっくり書き綴っていきたいと思います。

ここにたどり着いたあなたが、ふと心を軽くしてもらえたなら、嬉しいです。

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