2022年1月から小学校教員を休職しています。
もともと抱えていたメニエール病に加え、溜まりに溜まったストレスなどから鬱になり、仕事にいけなくなりました。
前回は、休職して困ったこと、悩んだことを紹介しました。
さて、今回は休職中に観始めた、ある番組について。
休職して最初の3ヶ月は、テレビやネットなど、画面を見ることがしんどくてできませんでした。
5ヶ月目くらいから動画配信サービスのAmazonプライム・ビデオで見始めた番組があります。
あの人気お笑いコンビの番組です。
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関西ローカルの朝日放送で放送されている
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千鳥の「相席食堂」
です。
最初はボーっと見てたのですが、体調が比較的いい日は見てて「面白い！」と、やっと感じ始めてきました。
番組のことをご存知の方はお多いと思いますが、今更ながら紹介していきたいと思います。
「相席食堂」の何が面白いのか？
番組は、有名人が全国各地にロケに行って、地元の方々と相席しながら交流するVTRをお笑い芸人の千鳥がスタジオで見て、気になる場面があればVTRを止めてツッコミを入れていくという内容です。
言い換えるならば、千鳥の前ではたとえどんな有名人のロケも面白いボケになる、という具合です。
つまり、番組の設定そのものが「ボケとツッコミ」の構図になっています。
ツッコミ担当はノブさんで、大悟さんはボケ担当なんですが、番組では2人でツッコミかかります。
どんなに面白くないロケであっても、千鳥がツッコミを入れることで面白く成立してしまうのです。
例えば、2018年8月26日放送の研ナオコのさんの回では、ロケ当時の研ナオコさん本人は面白くできなかったと、手応えを感じていなかったのです。
と、言うのも、研ナオコさんはロケに千鳥も一緒に来ると思っていたのに一人きりで行く番組と知り不安になりご立腹に。
実は研ナオコさんは極度の人見知りだったのです。
これには大慌ての千鳥。
ところが、そのVTRを千鳥がツッコミを入れることで面白くなり、オンエアを見た研ナオコさんは
「また相席食堂でロケをやりたい。」
と、再出演を希望したみたいです。
印象に残った回
Amazon Prime Video の良いところは、最初から見ていける、遡って見ていける、出演者の名前とサムネイルを見て気になった回から見ていける、といった具合です。
ちなみに私は1話目からのんびり見ていきました。
数ある中かあら、現時点で印象に残った回があります。
それは、シーズン4の24話目である、2021年5月25日放送の、TRFのSAMさんと菅原小春さんのダンサーロケ対決です。
TRFのSAMさんはよく知っていましたが、恥ずかしながら、菅原小春さんのことは番組を見るまでは詳しく知りませんでした。
ダンサーの菅原小春さん、すでに日本を代表するダンサーとして世界的に評価されているのですね。
菅原小春さんが有名になった一つとして、「パプリカ」の振り付けがあります。
あまりバラエティ番組に出演されない菅原小春さんですが、相席食堂が大好きで、逆オファーをして出演が決まったみたいです。
菅原小春さんは、日本のエーゲ海に例えられる岡山県瀬戸内市牛窓でロケを行いました。
そこでの暴走が話題となりました。
突然ギャル友達を作ったり海を渡り始めたり、自由気ままな様子でした。
踊れば1回100万円の価値があると言われているらしい菅原小春さんですが、番組中に踊りまくっている贅沢な内容でした。
そんな菅原小春さんのワンシーンが印象的でした。
それは、スタッフの言葉「相席食堂って知ってるんですか？」へ返した一言。
「相席食堂は、私がずっと、鬱の時、全部見終わりました。」
菅原小春さんも、鬱になってしまった時があったんだ。
きっと、過労とストレスがあったんだろうなあ。
そして、「相席食堂」を見て元気になったんだ！
何だか身近に感じました。
そして、「相席食堂」を見ている自分にも納得したように感じました。
まとめ
”人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、心に憂いがあればわずか一里でも嫌になる。人生の行路もこれと同様で、人は常に明るく愉快な心を持って人生の行路を歩まねばならぬ。”（ウィリアム・シェイクスピア）
人生はなるべく自分が楽しいと感じることをして生きていきたいですね。
辛いこと、大変なこと、自分を苦しめることを経験しながら生きていくことは、精神的には良くないです。
時には苦労をせざるをえない時もあるでしょうが、自分を労る時間、楽しいと感じる時間も必要だと思います。
私は休職中に「相席食堂」のおかげで、楽しいと感じる感情を、また見出すことができました。
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