「あいさつ」っていいな!

ブログ

こんなフレーズって日々の生活の中で、聞くことってありますよね。

ちなみに、このフレーズをネットで検索したら、だいたいはどこかの小学校か中学校の標語か、頑張っている先生方の授業指導案が上がってくると思います。

そう、小学校教員である私もよく使っていたフレーズです。

私がどんな人か?ってのは、前回の記事を見てくださいね。

ひでろーってどんな人?

「うつ病」になって休職してからは、仕事に関することはいっさい考えたくないし、目にしたり、聞いたりしたくなかったです。

思い出すと、息をするのもしんどくなるからです。

ところが学校関係ネタって、日常のあちこちにあるんですよね、困ったことに・・・(^_^;)

ネットには山ほどありますし、ネットサーフィンしなくてもスマホに勝手に入ってくることもあります。

外を散歩すれば、下校中のランドセルを背負った子どもたちを見かけて、話に夢中になって車道に出そうになっている子を見てヒヤヒヤし、仕事している頃ならば、迷わず「おーい、危ないよ!前見て歩こう!」って声かけしてました。

うちにも小学生の子どもが2人いますので、当然、学校のことを考えない日は一日もありません。

まあ、我が子のことならば考えても、しんどくはなりませんが。

正直に言うと、むしろ、仕事をしていた頃は、

「他人の子どものことより、我が子のことをもっと考えたい!」

って、残業して遅くなっている時とか、土日出勤している時も考えてしまってたくらいなので。

そんな私ですが、波はあるものの、少しずつ、息苦しくなることが少なくなってきたように感じます。

では、本題の「あいさつ」を考えていきたいと思います。

「みなさん『あいさつ』って何だと思いますか?」

私は学校現場では、どこの学校でも大抵は「生指担当」でした。

「生指担当」の先生って、

よく朝の登校時間に校門で立ってたり、校則やルールをビシバシ突きつけてきたりする先生ですよね・・・笑

ひょっとしたら、みなさんの中にあんまりいい思い出はなかった人もいるかもしれませんね・・・(^_^;)

この「生指」なのですが、中学生は生徒ですから中学校では「生徒指導」で、小学校は児童なので小学校では「生活指導」と言うこともありました。

その「生活指導」の先生だった私は、全校朝会で児童の前でよく話をする機会がありました。

その中で「みなさん、そもそも、『あいさつ』って何だと思いますか?」

と、フリップを用意して「あいさつ」のことを話すことはよくありました。

話した内容を紹介します。

「みなさんは学校で『気持ちのよいあいさつをしましょう。』って言われるし、家でもき っと、『お客さんが来たらちゃんとあいさつをしなさい。』などと言われたこともあるかもしれません。 なぜ、人はあいさつをするのでしょうか。そして、なぜ、あいさつをしなければならないのでしょうか。 

あいさつの言葉そのものには深い意味はあまりありません。例えば、『おはようございます』 は『お早いですね』という意味です。『こんにちは』は、『今日はお元気ですか?』という意味 です。では、なぜあいさつが大切だと言われるのでしょうか。 あいさつの『挨』には、相手の心を開くという意味があるそうです。あいさつの『拶』 には、相手の心に近づくという意味があるそうです。

ですから、あいさつには、『あなたのことを認めています。これから仲良くしていきましょう。』という意味が込められているのです。 もし、人に会ったときあいさつをしなかったらどうなるでしょう。『私はあなたのことを認め ていません。仲よくしたいとも思っていません。』という意味になってしまうかもしれません。これを 相手の人が見たらどう思うでしょうか。『残念な人だなあ。こんな人とは仲よくなりたくないなあ。』ということになってしまうかもしれませんね。

お互いに、気持ちよく過ごしていくために、『あいさつ』をしていきたいですね。」

って、紹介だけだと、ただの、それこそ「生指担当」の先生の話で終わってしまいますよね。

やっぱり「あいさつ」っていいなあ

そんな「あいさつ」について数えきれないくらい話をしてきた、そして、数えきれないくらい、子どもたちにあいさつをしてきて、数えきれないくらい、あいさつを返してくれてきた私ですが・・・。

休職してからは一気に少なくなりました。

もちろん家族には「あいさつ」はします。

体調が良くて、スーパーに買い物に行った時には、レジ係の人に「あいさつ」もします。

体調が良くて散歩している時に近所の人に出会ったら「あいさつ」もします。

それでも、仕事をしていた時に比べたら、一日の「あいさつ」の回数は断然少ないです。

ですから、その少ない中であいさつを返してくれたら、本当に嬉しいものです。

SNS上であいさつして返してくれた時も嬉しくなります。

仕事をしていた時に、学校で子どもたちに当たり前のように「あいさつ」の話をし、あいさつをしてきましたが、

「あいさつ」そして「あいさつを返し、返される」ことに、『お互いを認め合う』という深い意味と優しさを

休職して人とあまり会わなくなった今ほど、感じることはなかったかもしれないと、今になって思います。

休職して気づくことはたくさんありますが、今回は「あいさつ」をとりあげてみました。

やっぱり「あいさつ」っていいですよね!

最後まで読んでくださり

ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました